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楷書体 |
きちんとした、くずしていない書体です。
楷書の中にも色々な書風があります。優しい感や引き締まった緊張感があるものですが、総じて単調なリズムで作品化するには限界があり創作の幅が狭い書体になります。 |
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行書体 |
楷書体を少 しくずしたもので、点画の省略があり、
楷書よりも早く書けて読みやすい書体です。 |
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草書体 |
篆書や隷書を簡略化したもので、行書よりも早く書けて色々な形やリズムの変化
(姿態の変化)が可能な書体です。ただ、読みづらいのが難点です。 |
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行草体 |
ひとつの文字列の中に行書と草書を含んだ表現体です。
『文字である』という制約の中で自由に表現でき色々な趣と
『メリハリ』 ある変化が可能な文字群となります。また、文字の大小をつくり易く、いびつな形と連続した線を交えながら全体としてまとめていくことが出来るものです。そして、たとえ行が歪んで来た少々の失敗も後の筆画で補えいわゆる『さま』になる書体で一見
して難 しそうですがまとめやすく即興的な漢字サインにふさわしい素材といえます。
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